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  1. 日南市議会 2002-09-13
    平成14年第5回定例会(第6号) 本文 開催日:2002年09月13日


    取得元: 日南市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-27
    =開議 午前九時五十九分= *開 議 議長(井戸川 宏君) おはようございます。  ただいままでの出席議員二十六名、定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。  本日の会議はお手元の議事日程第六号により進めることにいたします。 ─────────────── ○ ─────────────── *日程第一 市政に関する一般質問 議長(井戸川 宏君) 日程第一市政に対する一般質問を行います。  まず最初は、広前憲一議員の自由質問です。  九番、広前憲一議員の登壇を許します。                    [九番 広前憲一君 登壇] 九番(広前憲一君) おはようございます。広前でございます。  通告にならい質問させていただきますが、何分にも無所属、無会派ということで、質問順位が毎回最後かラス前で、ほかの方と重複する項目が多々ございますが、当局の明確な答弁をよろしくお願いいたします。  質問に入ります前に一言お願いがございます。私に与えられた時間、三十分でございます。私は私なりに精いっぱい議論がしたく考えておりますが、途中先輩議員からの声援等が耳に入りますと、見てのとおり気の小さい男です。頭の中が混乱し、気が動転してしまいます。もし、お気づきの点ございましたら、メモをとっていただき、終了後に御指摘いただけたら、幸いに存じます。よろしくお願いいたします。  では、質問に入らせていただきます。  まず、市町村合併についてお伺いいたします。  今九月議会においては、十六名の質問者のうち十名が、私を含むでございますが、第一項目に掲げ質問されております。これを見ましても、この合併問題がいかに最重要課題であるのかというのを考えるわけですが、先日からの市長の答弁と長鶴課長の講演会ともとれる長目の答弁で、なぜ合併なのかというわかりやすい説明を聞き、私自身、もし合併しなかったらとか、できなかった場合にはなどという目の前が真っ暗になるようなことは考えたくもないし、考えようとも思わないのであります。  先日、合併調査特別委員会の視察で、福岡県宗像市と熊本県本渡市に行ってまいりましたが、宗像市は玄海町と大島村、一市一町一村の合併でこれといった問題もなく宗像大社が取り持った極めてスムーズなものであると認識いたしましたが、本渡市におきましては、二市九町で十三年四月に任意合併協議会、十四年四月に法定合併協議会を設置するも、七月に苓北町が離脱するという事態が発生し、法定協議会は存続するも重立った動きがなく、会議等も開催されていない現状でありました。では、当市はどうかと考えますと、意思と方向性は示しているが、他市町の追随がなく、気ばかりがせいて空回りしているといったところではないかと考えますがいかがでしょうか。近隣一市二町の意向、動向が出てき始めておりますが、今後どのように進めようと考えておられるのか、また、特例法の期限を考えた場合、早急に任意合併協議会の設置が必要と考えますが、現状の状況はどうなのかお聞かせください。  次に、水道施設についてお伺いいたします。  私たちが安定した日常生活を送るためには、水は必要不可欠であることはだれもが周知の事実であります。一点目に、当市の鵜戸地区において、特に小学校周辺の住民から、水圧が低下して非常に支障を来しているとの苦情の声を聞いております。それも大分以前から続いておるようでありますが、この低下の原因は把握されておるのか、また、現在どのように対処しているのか、今後の改善策はどう考えておられのかお聞かせください。
     二点目に、都市計画法に基づく開発行為時の条例についてお伺いします。開発行為の際に、行為者が設置した水の安定供給のためのタンクやポンプ等の施設について、行為者が現存しなくなった場合に、住民サイド施設管理経費の負担をなぜしなければならないのか、これを市で管理することはできないのか、また、タンク等の施設を設置しなくても安定した供給ができるような給水施設の改善はできないものか伺います。  次に、学校給食についてお伺いいたします。  現在当市では、油津、吾田、飫肥の三中学校において学校給食が実施されていないわけですが、私、思いますには、発育段階にある児童生徒の栄養バランス、コスト高による経済的な負担、弁当をつくられる方の労力的な負担、どれをとりましても早期に実現できないものかと考えております。独自に行ったアンケート調査でも、九九・九パーセントの方が早期実現を望んでおられます。若干紹介いたしますと、第一番目に栄養のバランス、どうしても子供の好む物、調理しやすい物、前日の夜の残り物等、偏ってしまう。二番目にコスト高、金銭的なもの。三番目に、特に夏場の場合の衛生面の心配。四番目に労力の面。やはり、今の時代共働きの世帯が大半でございますので、気持ちはわかります。というように、この現状を踏まえ、未実施校への早期実現が必要だと考えるのですが、実施へ向けての取り組みがなされているのか、されているとすれば、現在どのように進行しているのかお伺いいたします。  四項目目にレジオネラ菌問題について伺います。  日向市における第三セクター日向サンパーク温泉、お舟出の湯での集団感染が発生したわけですが、当市においても六カ所ほど同様の施設があると聞いております。私の聞き違いかもしれませんが、十一日の広瀬議員の質問に対する答弁では、六カ所のうち四カ所では検査済みで良といいますか基準内であったと、先日の長友議員への答弁では、県における調査の結果が二十日ごろにわかるということで、基準を超えていた施設については公表しますと言われたようにとっておるのですが、再度確認させていただければと思います。特に市の施設であるクアハウスは、水質検査の実施、その周期、十二分な管理がなされているのかもお伺いします。  続いて、公共工事についてお伺いします。  市長は六月議会において、公共工事の下請は、経済効果が出るよう地元へ発注していただくように、これからも強く指導してまいりたいと思っておりますと答弁されましたが、その後どのように対応され、指導されておるのか。また、入札仕様書の中に、地元企業でできる下請は地元に発注するという条件づけについては検討していただけたのかお伺いします。  最後に、日南市のPRについてお伺いします。  当市は、青い空、きれいな海、緑豊かな山の恵まれた環境と北川市長を初め人情味あふれる心豊かな人たちで形成する世界に誇れる町、日南であると思っておるのは私だけでしょうか。このすばらしい日南を世界へ発信するために当市においては、観光、物産、各種イベント、祭りなどどのように企画、PRして集客を図っているのか伺って、壇上からの質問を終わります。  以上。                             [降壇]                    [市長 北川昌典君 登壇] 市長(北川昌典君) おはようございます。  では、広前議員のお尋ねにお答えをいたします。  まず、市町村合併についてございます。今後の対応と任意合併協議会設置に向けた取り組み状況についてのお尋ねでございますが、これは、これまでにも御登壇された皆様方に、議員さんたちに御答弁申し上げたとおりでございまして、全力を挙げて取り組んでいるところでございますが、ただ、やはり協議会は、相手がどう応じてくるかということによって成立するわけでございまして、そういう面で周辺の市、自治体に対してお話を申し上げ、そういう方向で、今それぞれの自治体でそれに向けた取り組みをいただいておるところでございまして、外から見ると、おっしゃるように空回りというふうになるかもしれませんが、そうじゃなくて、そういう自治体にはそれぞれの、周辺の自治体には自治体の御事情がございまして、今その説明会とか住民の意向を集約する取り組みをいただいておるところでございまして、しかし、いつまでもずるずるずるといきませんで、やはり出口が決まっておりますから、出口に向けて、それに間に合うような取り組みをあわせてしてまいっておりますし、さらに努めてまいりたいと思っております。議会の皆様方の、またこれに対する御協力もぜひお願いを申し上げたいと思います。  次に、鵜戸簡易水道水圧低下についてのお尋ねでございますが、当地区の水道は昭和二十九年二月に創設されて以来、昭和五十年三月に一部改良が行われた経緯がございます。その後、衛生管理上、安全性の向上を図るため消毒方式を変更し滅菌施設の移設を行ったものでございます。  そのため、ろ過施設付近からの直接排水が、滅菌施設を通過することによる流速の減が水圧の低下に影響しているのではないかと予想されます。また、当地区には二カ所の配水池が設けられており、鵜戸神宮付近と旧国道トンネル付近を給水しておりますが、給水池の水位が下がると揚水ポンプが稼働しますので、学校付近が一時的に水圧が低下するのではないかと考え、現在は配水池に送る受水槽の流入バルブの調整を行い、水圧低下の解消に努めているところでございます。  いずれにしましても、当地区は渇水時の水不足が深刻なため、その解消に向けての水源開発を最優先して取り組んでいるところでございます。水圧低下につきましても今後も十分調査をしてみたいと、このように考えております。  次に、開発行為によって整備された水道施設の管理費の住民負担と市による施設の管理及びタンク等の施設の設置によらない給水施設の改善はできないかとのお尋ねでございますが、一定規模の開発行為都市計画法の手続を必要とし、その審査の結果によって許可されるものであります。お尋ねの開発行為地水道施設の設置につきましては、都市計画法第三十二条の公共施設に関する協議におきまして、市の既存水道施設開発行為による造成地の標高差との関係で、水の安定供給を図るために必要な施設の設置と管理については、申請者が行うものとして開発行為が許可になったものでございます。開発行為者が現存しない現状においても、その協議の内容は遵守するべきであると考えております。また、水道法におきましても、給水装置は需要者に水を供給するための水道事業者の管理する配水管から分岐した配水管等であり、水道事業者水道施設とは区分されております。したがいまして、給水施設維持管理等について、市で行うことは大変難しいと考えております。  次に、給水施設等の設置によらないで、安定供給のできる水道施設の改善はできないかとのことでございますが、水圧等に直接関係する配水池は、一定の基準に基づき設置されておりまして、現施設の改修等は設置位置及び構造上困難であると思われます。  しかし、住民の負担を考えますと、今後におきましても、水圧低下の一つの要因でもあります老朽管の改修や漏水等の調査を進め水の安定供給に努めてまいりたいと、このように考えております。  次に、レジオネラ菌問題についてのお尋ねでございます。  市内六カ所ほどの関連した施設に対する保健所の立ち入り及び検査機関での検査結果につきましては、広瀬議員川口議員にお答えしましたとおりでございます。なお、クアハウス日南につきましては、公衆浴場法に基づく保健所の立ち入りや指導の対象外の施設でありますが、運動浴のできるプール等施設水質検査は、毎日行っているところでございます。その検査の結果は、もう基準値を大きく下回っているということでございました。詳しくは、この対応については広瀬議員にもお答えしたとおりでございますので、御理解賜りたいと思います。  次に、公共工事の下請についての御質問でございますが、もう前の議会でもお答えしましたとおり、経済波及的な問題、地域の経済のことを考えますと、工事元が発注し、受けた元請業者にその下請については、地元業者あるいは地元関連する企業優先的にということで強く指導いたしておりますし、また、入札結果が出たとき、その受けた業者にもそのことを念を押しながらお願いをいたしておるところでございますが、ただ、入札仕様書の中に地元企業でできる下請は地元に発注するよう条件づけすることについては、大変困難であるようでございます。引き続き、元請業者に対して地元業者を使うよう口頭で強く指導してまいりたいと思っております。  なお、下請については、二次下請業者までの確認を行っており、その際、元請業者が市外下請を使う場合には、理由書の提出を義務づけをいたしております。それぞれの理由があるようで、地元にそれができない下請もあるようでございまして、そういったものについては理由をつけていくようにいたしておるところでございます。  次に、日南市のPRについてのお尋ねでございますが、日南海岸国定公園を有する県南の観光地でありますことを考慮しながらPRに努めております。その方法につきましては、広瀬議員の観光客の誘致対策についてのお尋ねにお答えしたとおりでございます。  次に、物産品につきましては、経済団体や日南市地場産品物産振興協会、日南市水産振興協議会日南つわぶき会等ふるさと小包によります情報発信や販売を行うとともに、財団法人宮崎県南地域新地場産業創出センターの事業等ともタイアップしながら、県内はもちろん県外での物産フェアを行い、PRと物産の販売につなげるように取り組んでいるところでございます。  なお、各種イベントにつきましても、先ほど述べましたとおり、報道機関を初め関係機関の協力をいただきながらPRを行い、多くの方々が参加できますように努めているところでございます。  以上でございます。                             [降壇] 教育長(松田惟怒君) 広前議員にお答えします。  学校給食の未実施校の早期実現へ向けて取り組みの現状についてのお尋ねでございます。残り三校の早期実現に向けまして、先日の井福議員、川口議員にもお答えしましたように、その調理方式としましての、センター方式か自校方式か、この両面からそのメリット、デメリットを含む総合的な見地につきましての慎重な検討をただいま行っているところでございまして、先日お答えしたとおりでございますが、どうぞ御理解を賜りますようにお願いします。 議長(井戸川 宏君) 休憩します。                    =休憩 午前十時二十二分=                    =開議 午前十時二十三分= 議長(井戸川 宏君) 再開します。 九番(広前憲一君) 若干再質問をさせていただきます。  合併に関しては要望で結構なんですが、この合併問題に関しましては、日南、当市においてはずっと、前回の六月議会でも多数の皆さんから質問が出て、そのときも、やっぱり、どうしても市長の言われる御決意とかそういったものはもうひしひしと感じておるんですけれども、どうしても相手方があるということで、なかなかそこから先にワンステップ進まないというようなこの状況が続いておるわけですが、その辺を、大変難しいでしょうけれども、市長さんをまじえていろいろな会合の席とかそういったところで、話は出ておるんでしょうけれども、早い段階に次のステップに進んで、この十七年の三月に向けて、合併特例法の期限に間に合うようにやっていかねばならないという、期限があるものですからそれを心配しまして、何とか頑張って御尽力いただいて早い段階に進んでいくようにという要望でまたよろしくお願いいたします。  次に、水道施設についての、鵜戸地区の水圧低下の原因は把握されているのかという質問だったんですけれども、何が原因で低下するのかというのは、その経緯はわかっておられるのですか。 水道課長(高砂倉 功君) お答えいたします。  先ほど市長の答弁の中でも、若干そこらあたりについては触れておったかというふうに考えておりますが、先ほど答弁いたしました水圧低下の大きな一つとして鵜戸神宮付近と旧国道トンネル付近、ここにつきましては、揚水ポンプで揚水いたしまして、それから給水をしておるわけでございますが、その給水します配水タンクの水位が若干下がりますと、先ほど申し上げましたように、ポンプが稼働いたします。そうなりますと、下流の方向に水を吸引いたしますので、鵜戸小学校付近の水圧が一時的に低下するというのが大きな原因ではなかろうかというふうに考えております。  それともう一点は、消毒方法を、昭和五十年でございましたか、変えております。その段階で当初は滅菌室をろ過地付近に設けておったわけでございますけれども、その改修の時期に国道のちょっと上流の方に設けております。その滅菌室を水が通過することによって、若干の抵抗が加わります。そのために、水圧が低下するんではないかという二つの原因が考えられております。  以上でございます。 九番(広前憲一君) それに対する改善策として、バルブの調整等を行っているという答弁だったんですが、そのバルブの調整等だけでその通常の水圧が維持できるものかどうか、それが不可能であれば今後どういった改善をするつもりなのかお聞かせください。 水道課長(高砂倉 功君) 確かに、バルブの調整だけでは全面的な水圧の解消にはほど遠いかなというふうにも考えております。  それともう一点。滅菌室の構造的な問題、また、機能的な問題で改修が可能かどうか、それによって水圧が上昇するかどうか、これあたりにつきましては専門的なことも必要でございますので、調査をしてみたいというように考えます。  それから、抜本的な解消策と申しますと、先ほど市長が申し上げましたように、この地域におきましては、渇水期の水不足の解消が大きな課題になっておるところでございます。それを鋭意取り組んでおる現段階でございます。これを含めて、水圧等も含めまして解消するということになりますと、一定の安定した水量の確保が大前提になろうかというふうに考えます。そのために、現在、現施設の取水施設の改修に取り組むことになっておるわけでございますが、それによりまして、一定期間安定した水量が確保できるかどうか見守る必要もあろうかと思います。万が一それによって水量が確保できないということになりますれば、鵜戸地区の降雨傾向等も含めまして、水量の調査と申しますか、確保に努めてまいるわけでございますが、そういうことと同時に配水施設配水方法と申しますか、これが先ほど申し上げましたように、二つの高い地区に配水池を設けております。一部はその直接給水をしているわけですから、そういう圧の不安定がございます。そういうことからいたしまして、一定の高さに配水鵜戸地区全体が給水できるような配水方法に考えるべきだというふうに考えておりますが、これにつきましては、事業認可等の手続が必要になってまいりますので、もうしばらく時間を要するというふうに考えております。  以上でございます。 九番(広前憲一君) ありがとうございました。  いずれにせよ地元の方々が大変支障を来しておるということでございますので、早急に調査研究をしていただいて早期の改善をしていただくようにお願いいたします。  次に、開発行為時の条例に基づいて許可がなされていると、それは遵守しなければならないということで答弁があったわけですが、私、何度か水道課の方にもかけ合わせていただいて、確かに順序を追って聞いていくと、非常に難しい問題であるというのは承知しております。今回、配管の施設、あれは何とか認定していただいて維持管理していただけるということで、それだけでもまずはよしということで大変ありがたく思っておるんですが、しかし、これからずっとその地に生活される方には、やっぱりタンクやポンプ等寿命がございます。それをやりかえるということになると、相当額の経費がかかるというふうに聞き及んでおりますものですから、何とかその辺が改善されていかないかなということで今回取り上げさせていただきました。今後、また何度となく聞いて、質問に出てくるかと思いますが、前向きな御検討をいただいて研究していただきたいなと思います。  次に、学校給食についてちょっとお伺いしたいんですが、現在の、さっきの教育長の答弁で、極論で申しましてどうでしょうか。センター方式、自校方式、その辺の調査研究を重ねてやっておるということなんですが、前向きに実現するための調査研究というふうに受けとってよろしいでしょうか。 教育長(松田惟怒君) 今議員おっしゃったように、一日も早い実現のために前向きに前向きに取り組んでおりますので、どうぞ御理解をよろしくお願いします。 九番(広前憲一君) ぜひ、やっぱり子どもを持たれている多くの御父兄の方は望んでおられますので、よろしくお願いいたします。  次に、レジオネラ菌問題についてお伺いしますが、先ほど壇上からの質問の中で、広瀬議員に対する答弁と長友議員に対する答弁の違いをちょっと確認したいということでお伺いしたんですが、私の聞き違いかもしれないんですけれども、その辺をもう一度明確に教えていただければと思います。よろしくお願いします。 環境保健課長(村山昭男君) 公表されます期日につきましては、さきに保健所でお伺いしました時点におきましては、近日中ということで去る四日に保健所に伺って聞いたわけですけれども、その時点では近日中ということで公表の期日につきましては確認をいたしておりません。なお、本質問の中で二十日ということで御質問があったように感じておりますけれど、先日長友議員の質問の答弁の中で、八月二十三日という期日を申し上げましたけれども、この期日につきましては、当初館内の該当する各施設がそれぞれ自主的に検査をされました期日でございます。  以上です。 九番(広前憲一君) ありがとうございました。  この問題なんですが、当市においてもそういった同様の施設、それ以外にも、ちょっと話が膨らむんですが公共の施設等があるわけなんですが、例えて言いますと公園なんかの遊具施設とかそういったところの管理体制、メンテナンス等その辺はどうなっているのか、わかれば教えていただきたいのですが。 議長(井戸川 宏君) 休憩いたします。                    =休憩 午前十時三十七分=                    =開議 午前十時三十九分= 議長(井戸川 宏君) 再開します。 都市建設課長(野田和彦君) 公園等の遊具施設についての事故等があった場合の対応ということについてのお答えということで、させていただきますが、いろいろ公園には遊具が置いてあります。ブランコとか滑り台と、そういう場合は必ず保険がかけてございまして、事故が起きたときにはその保険で補てんをしていくというふうなシステムになっております。  以上でございます。 九番(広前憲一君) 事故が起きた場合のじゃなくて、事故が起こらないように施設の老朽化とかを管理して見て回っておられるのかとか、そういった趣旨の質問だったんですけれども。 都市建設課長(野田和彦君) 施設の管理につきましては、日ごろから担当職員あるいは現在新しく雇用させていただきましたパトロール員の方々に常時、各公園、ずっと毎日回っていただきまして、そういう危険な箇所がないかとか、そういうところの点検をしております。また、地元の老人団体とかそういう方々にも管理を委託している公園もございまして、そういう方々からの通報等によりまして、適切な対応をしておるところでございます。  以上でございます。 九番(広前憲一君) ありがとうございました。  今回日向市におきましては、二百九十五名の感染者、うち六名も亡くなられていると。先日新聞で、ちょっと正確な数字把握していないのですが、二百二十数名の示談が成立したというような記事が載っておったのですが、今回このようなことが発生したときに、当市において、起こったらいけないのですけれども、これは絶対こういう事態は発生しないとういうことも絶対ないとは言い切れないと思うんですが、そうした場合にこの賠償金等の財源といいますか、そういった対応策等その辺はちゃんとしたものが講じられておるのか、わかればお聞かせ願いたいんですが。 財務課長(長鶴浅彦君) 事故等が起こった場合の賠償に対する補てんがちゃんと考えられているのかということでございますけれども、この件につきましては、皆様方も新聞報道等でごらんになったと思いますけれども、日向市でも同等なんでございますけれども、例えば市の方に国家賠償法でありますとか、民法上におきまして賠償責任があるような補てんをしなくてはならない場合、これに対応するために、私どもといたしましては保険をかけております。これは、日向市と同様でございますけれども、安田火災海上保険株式会社を幹事会社といたしておりますけれども、損害保険会社七社と提携をしている全国市長会の保険がございます。これにつきましては、全国市長会市民総合賠償保障保険と申しますけれども、これに日南市も加入いたしております。これは日向市も同等であったかと思いますけれども、この場合に、補てんにつきましては、基本的に申し上げますと、損害賠償の場合、身体賠償の場合には一個人、一人当たり一億五千万円を限度といたしております。例えば事故が起こった場合、その事故、一事故に換算しますと、限度額が十五億円の限度となります。そのほか財物、財産でありますとか物的な賠償になりますと、一応二千万円を限度とするということでございまして、そのほかこれに関連しまして通院でありますとか、そういったものに対する賠償の補てんもついておるところでございます。ただし、本保険の対象を基本的に申し上げますと、対象となるものはあらゆる施設がなるわけでございますけれども、当然市庁舎でありますとか、福祉施設、保養施設、文化施設スポーツ施設を含めて対象になるところでございます。ただし、特段外れるものといたしましては、医療施設につきましてはこの対象からは外れます。それと、住宅、それに外れるものとしましては学校、保育所施設この分等は通常外れております。  以上でございます。 九番(広前憲一君) ありがとうございました。  そのような保険を適応させなければいけないということが発生してはいけないですけれども、そういう不慮に対してそういう対策が講じられているのかというのがちょっと知りたかったものですから、伺いました。ありがとうございました。  最後に、レジオネラ菌の問題について、発生した原因といいますか、それは人的なものによる災害が発生したと思われていますか、機械的に、例えば装置、その点のふぐあいがあって発生した事故だとお考えになるか、どう認識されておられるのかお聞かせください。 市長(北川昌典君) これは、私どもが直接、施設ではございませんので、経過について、私どもは新聞で見る限りあるいはまた報道で見る限りしか存じ上げておりませんので、このことについて申し上げることは差し控えたいと思っております。 九番(広前憲一君) わかりました。  次に、公共工事の件に関して若干。これはもう要望でお願いいたします。  口頭で指導していきたいということなんですが、確かに口頭では難しいものがある、今までも口頭では言われ続けてきたんでしょうけれども、それがそうなっていないという現実があるわけで、今回理由書なるものを作成していただいて、下請が地元以外になった場合の理由を明記してフィードバックされると、そのことに関してチェックをされて、やむを得ないものに関してはしようがないでしょうけれども、それが何とも済まないような理由である場合には厳しく言っていただいて、市長がおっしゃるように、工事を元請でとられる方たちも地元、地元と言われるわけですから。下請に出す場合にも優先して地元に発注するよう指導していただきたいと、何のための地元発注の公共工事かわからなくなりますので、その辺のところ、またひとつよろしくお願いいたします。  最後に、日南市のPRについて。これも要望で結構なんですが、当市には観光面、物産、いろんなイベントなどすばらしいものがあるわけですが、先日、東京から友人が帰ってきまして、そのときに一緒に、講談社の生活文化局生活文化第四出版部というところにおられる副部長されている方が一緒に来られまして、酒蔵を見て回られ、一緒に同行させてもらったんですが、非常に東京の方では、焼酎、幻の焼酎と言われてるのがあるそうで、地元におる我々が知らない、知っている方はいらっしゃるかもしれないのですが、私自身はちょっと存じ上げていなかったものですから、それを取材に来られて、今度雑誌に掲載するやもしれないと。本人の気持ちとしては、雑誌に載ると、またちょっと名前が売れて自分が飲めなくなる心配があるから本当は載せたくないのだが、しかし、こういうおいしいものを世に出したいという熱意が地元におる私よりも感じられまして、こんなにもすばらしいものが、まだ気づいてない部分というのがたくさんあると再認識いたしまして、こういったものをどんどんPRして日南の活性化に少しでもつながればと考えたわけなんですが、そういった個人、そのお店の方に聞きましたら、やはりどうしてもいろいろ手を打って、行政にも関係組合を通して販路を広げるような措置をとられたらしいのですが、なかなかうまくかみ合わなくて、今こじんまりとこういった感じでやっているんですよという答えだったのですが、その辺を私自身もちょっと勉強して、いろいろ行政に協力を要請しながら、日南のよさ、よいものをPRしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたしまして、私の質問を終わります。 議長(井戸川 宏君) 以上で、広前憲一議員の自由質問を終結します。  次は、平原光則議員の自由質問です。  八番、平原光則議員の登壇を許します。                    [八番 平原光則君 登壇] 八番(平原光則君) おはようございます。いよいよ最後になりました平原でございます。私は、大きく四点について質問をいたします。  まず第一点は、市町村合併問題についてであります。  ようやく合併に向けての、賛否両論を含めてその機運の高まりを感じるようになりました。日南・串間地域においても、幾らかの動きが見え始めたようであります。日南市においては、六月市議会で市長が不退転の決意で合併を推進しなければならないことを表明をされたことによって、市民にとっても一つの選択肢が明確になったと思います。さらに、今議会の答弁の中でも、北川市長の確固たる決意がうかがえます。その市長の決意が今後どのように生かされるのか、市民の重大関心事であることは言うまでもありません。当面、決意を生かす手始めに、北川市長は、日南・串間地域のリーダーとして他の首長にみずからの決意を率直に伝え、意見交換をされることが大事だと思います。既にその機会があったことは、これまでの答弁で知ることができますが、改めて他の首長の思惑なり、感触はどうであったのか、公表できるものであれば聞かせてください。  また、市長と語る会を終えて、市長はおおむね理解を得たとのことのようでありますが、その中で、特に市長の決意と市民の思惑とのギャップを感じられた点はなかったか、もしあったとすれば、どういった点なのかをお聞かせください。  さらに、市長としては、せっぱ詰まった今後のスケジュールの中で、合併を目指してどのような戦術等をお考えなのか、差し支えなければお聞かせください。例えば一般的に行われているアンケートとか合併協議会設置の働きかけを行うとか考えられますが、きのうまでの答弁の中では、いま一つ明確に理解できませんので、いかがお考えなのかをお尋ねをいたします。  次に、質問項目第二点は、行政改革についてであります。  六月に市報で公表された行政改革効果、四億四千七百万円の数値には、市民からも疑問の声を聞きます。行政改革の取り組みをされた項目の内訳を説明してください。  次に、質問項目第三点は、六月議会に引き続いて養護老人ホームの管理運営上の諸問題について、三点ほどお尋ねをいたします。  その一つは、六月議会の当局答弁は虚偽ではないかという点であります。それは、養護老人ホームの職員給与は是正されたかどうか、の私の問いに対して、間違いなく是正された、との答弁でありました。さらに、十四年度委託料執行についての問いに対しては、決算報告を受けて決断をする、との答弁でした。この二つの答弁について、その後、私なりに調査をしたところ、当局答弁は、事実に基づいていないのではないかということが明らかになりました。果たして事実はどうなのか、改めてお尋ねをいたします。  二つには、日南市の施設管理者としての管理運営方針等の監督責任の点であります。養護老人ホーム和幸園の管理運営方針等の実態を見聞してみますと、就業規則等関係法令等が遵守されていない一面があるようであります。このことは、昭和五十九年に締結をされました管理委託契約第二条第二項に明らかに違反するものであります。したがって、管理運営方針等については、当然日南市は委託契約書に基づいて指導監督を行わなければならない責任があることは言うまでもありません。市長は、養護老人ホーム和幸園の実態をどのように承知されておるのか、また、今後どのように指導監督を強化される意思があるのか、お尋ねをいたします。  三つには、これからの養護老人ホームの管理運営は、関係法令等遵守されることが最低条件の一つだと思いますが、市長は、これからの委託先の最善の社会福祉法人はどうあるべきとお考えなのかお尋ねをいたします。  最後に、質問項目第四点は、飫肥城周辺の景観整備について、二つほどお尋ねいたします。  一つは、大手門前の道路は、現在アスファルト舗装ですが、これを周辺の石垣と古城の景観にマッチした飫肥石を使って石畳に路面改装したらどうかと思いますが、御所見を求めるものであります。  二つは、飫肥城周辺の公有施設である飫肥小中学校、振徳堂敷に位置する石垣及び土手の修復整備をすべきと思いますが、御所見を求めます。  以上、壇上からの質問を終わります。                             [降壇]
                       [市長 北川昌典君 登壇] 市長(北川昌典君) 平原議員にお答えいたします。  まず、市町村合併についてでございます。合併に対する考え方は、関係首長には伝えてあるのか、との御質問でございますが、いろいろな機会を見つけて御説明を申し上げ、協議もしておるところでございます。そして、お互いの理解を深めていくこと、そういう努力をしているところでもございます。なお、その感触につきましては、中島議員、坂口議員にお答えしたとおりでございまして、それぞれの首長さんが合併は嫌だとか、合併はしないとか、こういうことではございません。ただ、それの熟する、機を熟するための取り組みを今していただいているというふうに理解をいただきたいと思います。  次に、市民のギャップは感じないのかとの御質問でございますが、これ、語る会における中でのお話だと思いますけれども、中島議員にもお答えしましたとおり、総体的には御理解いただいたと思っているところでございます。ギャップ、あえてギャップと言いますならば、中には基本的にやっぱり住民サービス低下じゃないかということでの反対をされる、明確に反対ではないとは表明されなかったけれども、これはやっぱり住民のサービス低下につながることではないかというお話、そこあたりがギャップの一つかなと思っております。これはまあ、あえて申し上げますならばです。  次に、住民に対するアンケートの計画についての御質問でございますが、アンケートに関する考え方につきましては、これまでも申し上げたとおりでございます。  なお、合併協議会の設置申し入れにつきましては、これまでも話題にしておりますし、今後さらに全力を傾注してまいる所存でございますが、ただ、今、先ほど申しましたように、それぞれの自治体でその取り組みをされているところでございますので、今合併協議会の設置の申し入れという段階までは至っておりません。ただ、申し上げておりますように、出口が決まっておりますので、そこに向けての取り組みは何としてもしていかなくてはならない、こういうふうに思っております。これに対しましても、たびたび申し上げますが、議員の皆さん方のこれに対する御協力もよろしくお願いを申し上げたいと思います。  次に、行政改革に対する御質問でございます。市の広報紙六月号に掲載いたしました行財政改革の数値効果の内訳についてのお尋ねでございますが、今回公表いたしましたのは、平成十三年二月に策定いたしました、新しい日南市行政改革大綱を基に、平成十三年度取り組みました行政改革の実施状況でございます。その数値効果について疑問の声を聞くとのことでございますが、紙面の関係もあり概要説明にとどめております。私どもには特に問い合わせや苦情もなく、市民の皆さんには御理解いただいたものと思っておるところでございます。  その内訳について申し上げますと、新行革は、大きく七項目に分けて推進しており、経費効果額は、前年度との対比でとらえた単年度効果として数値化が可能なものを上げたもので、総額約四億四千七百万円の効果がございました。  項目別に申し上げますと、事務事業の見直しと民間活力等の推進が約五百万円。これは議長車運転手の嘱託化や公園の管理運営を自治会等への委託の推進によるものでございます。次に、健全な財政運営の項目が約四億三千二百万円でございます。これは、職員数の削減により約一千三百万円、公共工事のコスト縮減により約八千四百万円、旅費の見直しにより百二十万円、OAワーカーの見直しにより約二百万円、補助金等の整理合理化により約一千百万円、市有財産の有効活用による不用遊休財産等の処分等により約三億八百万円。そして、昼間の消灯など庁舎管理の経費節減等で約一千百万円でございます。次に、定員管理及び給与の適正化の推進の項目が約九百万円でございます。これは、職員の特殊勤務手当の見直しによるものでございます。  以上が内訳でございますが、行政改革の実施状況につきましては、広報紙のほかに各界各層の市民の代表で構成する日南市行政問題対策会議を今年度も去る四月二十五日に開催いたしまして、報告したところでございますが、特に疑問の声はなかったことを申し添えさせていただきます。今後とも厳しい財政状況を踏まえまして、最少の経費で最大の効果が上げられるよう行政改革を推進してまいりますので、御理解賜りたいと思います。  次に、養護老人ホームの管理運営上の諸問題についてのお尋ねでございます。平成十二年度の県の指導監査指導事項は、新しい給与体系を導入している点について指摘を受けております。新しい給与体系というのは、和幸園の給与体系を特別養護老人ホーム昭寿園の給与体系と一本化したということでありまして、その点について指摘されたということでございます。これは、その法人に対しての指摘をされたということで、この指摘を受け、社会福祉法人敬和会におきましては、平成十三年五月三十日に開催された理事会において養護老人ホーム和幸園給与規程を制定し、是正され、県に対しても文書で回答済みであるとの報告を受けておりますので、是正済みであると認識をいたしております。  次に、十四年度の委託料執行についての御質問でございますが、和幸園からの決算報告書については六月十四日に福祉事務所に提出されており、六月議会にはその決算内容について所管課で精査中でございました。その結果、積立金の額についても相当額が確保できており、国の支給停止基準にも該当しておりましたので、市と敬和会との協議の上、お互いの同意により平成十四年度の民間施設給与等改善費の予算執行について停止をしたところでございます。  次に、施設管理者としての管理運営方針等の監督責任についてのお尋ねでございます。養護老人ホームの指導監査につきましては、社会福祉法第五十六条第一項及び老人福祉法第十八条に基づき県が実施しているところでございます。関係法令の遵守につきましても、その指導監査の中で監査されていると認識いたしております。養護老人ホームの指導監督責任について、法的には県であると思っております。また、関係法令等について遵守されていない事実があれば、県の指導を仰ぎながら和幸園に対して改善を要望し、入所者の福祉の向上に努めてまいりたいと思っております。  次に、委託先の最善の社会福祉法人像はとの御質問でございますが、地方公共団体が設置している施設の経営を社会福祉法人に委託する場合には基準がございまして、経営者が社会福祉事業について熱意と高い識見を有することや受託しようとする類似の施設をおおむね十年以上良好に経営をしていることなどが定められております。これらの基準に従い、昭和五十九年から和幸園の管理運営を社会福祉法人敬和会にお願いしているところでございます。  敬和会は、昭和四十八年に県南地域で最初に特別養護老人ホームを開設された社会福祉法人でございまして、以来地域に根ざした社会福祉法人として発展され、各方面からも信頼される老人福祉施設づくりを進めておられるところでございます。このようなことから、委託先であります社会福祉法人敬和会は、委託開始当初から最善の社会福祉法人であると考えております。管理運営が適切に行われていないと見ているとのことでございますが、先ほど申し上げました県の指導監査におきましても、これまで何点かの指摘事項はあったものの既に改善済み、また、改善に向けて努力されているところでございまして、総合的に特に問題はないと、このように認識をいたしております。  次に、大手門前の道路を石畳にとの御提言でございます。昨年六月議会でも質問があり、お答えしました経緯もございますが、大手門の前には昭和初期まで幅の広い石段が残っていたということでございます。確かに、飫肥城下町の歴史的景観の価値を高めるためには、大手門前の景観を検討することは大変重要なことであると認識しておりまして、第四次総合計画においても、飫肥城大手門周辺の歴史的景観の復元について検討とその方向性を示させていただいているところでございます。今回の議員の御提言も含めまして、今後引き続き検討してまいりたいと存じております。検討と申しましたら、いろいろな関係する機関と協議もしなけりゃならないし、ということでございますので。  次に、飫肥伝統的建造物群保存地区内にございます振徳堂から飫肥中学校プール下の石垣、土手及び飫肥小学校の入り口通路の土手について修復や整備すべきとの御提言についてお答えいたします。  振特堂から飫肥中学校プールかけての石垣、土手につきましては、平成元年の台風被害で石垣が崩落したため修理した経緯がございますが、現状では一部に石垣が膨らんでいる箇所がございます。また、プール下の土手についても、御指摘のとおり歴史的景観にそぐわない部分もございますので、有利な制度事業を導入の方向で、修復、整備を進めてまいりたいと考えております。  飫肥小学校の校門入り口通路の土手につきましても、議員御指摘のとおり、土が流出して樹木の根が露出した状態となっておりますので、関係課と協議の上、歴史的景観に配慮するとともに、飫肥小学校の校門が飫肥城の二重木戸という大手門に次ぐ門であった歴史的事実を踏まえまして、最も適当な方法で修景することを検討したいと思っておりますので、御理解をお願いしたいと思います。  以上でございます。                             [降壇] 八番(平原光則君) 再質問をさせていただきたいと思いますが、養護老人ホームの問題から質問させていただきます。  虚偽であったかどうかという問題については、時間があれば後ほど事実関係を示して議論をしてみたいと思います。  まず、十四年の委託料の問題ですが、今市長の答弁では、支給停止事由に該当するということで支給をしないということの答弁だったかと思うのですが、十三年度以前、過去十年間のうちに同じような事由で、いわゆる支給停止の事由に該当しながら支給をしていたと、こういう事実はないのかどうかをお願いをしたいと思います。 福祉事務所長(長友憲二郎君) お答えをいたします。  過去十年間において、委託料の支給停止事由に該当する年度はなかったかとの質問でございますが、平成五年度から平成九年度決算において、国の支給基準に該当していたようであります。平成九年度の収支決算状況でございますが、国の基準で申し上げますと、約七十五万円程度オーバーをしていたようでございます。この基準といいますのは、各年度末における繰越金と積立金の合計が……。 八番(平原光則君) 私が聞いたのは、十三年度以前、過去十年間のうち支給停止事由に該当しながら支給した年があったのかどうか聞いているのです。九年度とか聞いておりません。  そこで、トータルでは金額、幾らになりますか。五年間のトータルです。 福祉事務所長(長友憲二郎君) 済みません、しばらく休憩をお願いします。 議長(井戸川 宏君) 休憩します。                    =休憩 午前十一時十六分=                    =開議 午前十一時十七分= 議長(井戸川 宏君) 再開します。 福祉事務所長(長友憲二郎君) どうも失礼しました。三千八百八十九万円程度になります。八番(平原光則君) 過去十年間のうち、平成五年から九年の五カ年ということですが、私が調査した結果とほぼ年度は同じでありますが、額の面で、ちょっとそれだけかなという疑問がありますが、正確にまた今後調査をしてまいりたいと思います。  市長、今お聞きになりましたように、三千八百万円の金を、出してはならない、法に触れるといいましょうかね、簡単にチェックをしないで出したという経緯があるわけですね。これは、私も市役所職員OBとして大変恥を感じるわけですが、六月議会でも職員のいろんな不祥事問題でいろいろと議論になったわけですが、市民に対して、そういう三千八百万円も出してはならない金額を出したということについて、どういうふうに市民に説明をされますか。ちょっと聞かせてください。 市長(北川昌典君) 私は平成八年に市長に就任いたしておりますので、それ以前の問題については十分承知いたしておりません。市長になりましてから、九年は七十五万二百九十七円のオーバーがございます。そういう中で、今トータルが出ましたけれども、トータルでは計算をしてない、決算によってその年の状況で出すという仕組みになっているようでございますので、九年度は七十五万円、これはそれぞれの理由があると思いますけれども、一円でもオーバーしたらそれに出しちゃいかんとかそういう規定はない。やっぱり今度そこの園の運営をしていく中で必要な、例えば補修とか、そういったものについては、ある程度余裕がなければならないということで、一々それをひしっと切るわけにはいかないということでこういう状況があったのではないかなと私は推測いたしておりますが、担当の方から具体的にはお答えさせたいと思います。 財務課長(長鶴浅彦君) ただいまの平原議員の質問の中で、出してはならないものを三千八百万円から出してきたんではないかという御質問でございましたけれども、これにつきましては、冒頭市長が触れましたけれども、私どもの基準につきましては、答弁の中でも既にお答えしておりますけれども、国の支給基準を基準に置いております。基準というのは、あくまでも繰越金と積立金の残高、これが収入総額の六カ月分を超える場合に考えますよと、支給停止要件に当たりますよということで、過去もそのようなものについては同じ基準で見られてたかと思います。  私どもが、過去のことを、推測になるわけでございますけれども、見る場合に、過去においてなぜこれが支出されてきたのかということを申しますときに、過去におきましては、例えば平成五年で申し上げますと、積立金というのがまだ三千二百万ほどしかなかったようでございます。現在、例えば十三年度に置きかえてみますと、積立金を六千万円まで上げておるところでございます。過去におきましては、当然純然たる繰越金の額と積立金の額を足した場合に、確かに超えておりますけれども、この施設そのものが昭和五十一年に全面改築された施設でありまして、年数も相当たってきていると、今後相当な補修関係も予想されてくるということから、当然積立金を増強する必要があったのではないかと考えております。ですから、三千二百万円につきまして、これを増強していこうということで、当時繰越金等を合わせて、オーバーはしているものの、翌年度にそのまま繰り越させて、それを積み立てさせるための努力をしたのではないかというふうに考えておるとこでございます。  その結果、積立金につきましては、繰越金等の調整をしながら徐々に積み立てがふやされ、平成七年に三千七百万円になりまして、平成九年には五千五百万円まで積立金を上げております。ただし、平成十年につきましては、一部補修等が必要となったために、備品等を含めてでございますけれども、積立金の一部を取り壊しているということでございます。そして、さらに平成十二年に六千万円まで上げてきているということでございまして、私どもの基本的な考え方におきましては、今回も先ほど申し上げましたように、これが支給要件にどうなのかということを判断しますときに、積立金の額が、先ほど市長が答弁しましたとおりでございますけれども、相当額を確保できていると、それに、あと余力的に申し上げます通常の繰越金、私、以前の議会で申し上げておりますけど、通常一般会計レベルで申し上げますと、大体三から五%が適当な額ということで、私ども大体参考的な数字を持っておるわけでございますけれども、そこらあたりを加味したときに、和幸園の決算規模が大体一億三千万円からでございますので、積立金が六千円ぐらいがもう限度額かなと、そして、残りの繰越金を見た場合に、大体五%程度の繰越金が出れば、その二分の一以内でおさまる範囲かなということで判断いたしておったところでございますけれども、今回は先ほど申し上げておりますように、繰越金額の方がこれに上積みされて少々出ておりますので、この分が、やはり見た場合に、積立金はこれ以上ふやさなくてもよいという判断を申し上げて、今回支給を停止するという判断をしたところでございます。  結果的には、あくまでも推測が入りますけれども、以上のようなことでございます。 八番(平原光則君) 今、財務課長の方からるる経過等の説明があったわけです。私、聞いているのは、そういう経過を正そうと思って質問したんじゃありません。いわゆる支給停止になった過去五年間で、その金額を、それだけ違法にといいましょうか、決まりがあるのにそれを出したということについて市長はどう説明されますかと聞いたのです。  私の理解では、支給停止の理由というのは今財務課長がいろいろと話をしましたように、繰越金等の合計額が前年度収入決算額の五0%を超えた場合は支給停止ということになっているのじゃないですか、でしょう。そうなりますと、今先ほど市長が説明なさった七十五万円オーバーだったとかいうことでしたけれども、七十五万円とかそういうのじゃなくて、私は一円とかそういうことを言っているのじゃないですよ。オーバーしたものについて言ってるんです。オーバーしたということになりますと、それは支給してはならないんじゃないのですか、私はそういうふうに理解しているんですが、いかがでしょうか。 市長(北川昌典君) 今財務課長が申しましたように、一定の基準があって、その基準の中での処理だというふうに思っております。 八番(平原光則君) 私の説明がまずいのかわかりませんが、支給停止の理由というのは、先ほどちょっと説明しましたように、数値がありまして、五〇%を超えた場合は支給停止ということになるんではないですかということになりますと、その差が七十五万円オーバーしたから、その分だけが余分に出したという答弁のように、私は受けとめたものだから、支給停止の理由というのは五〇%を超えたらだめなんでしょう、そのことを聞いているんです。 財務課長(長鶴浅彦君) 五〇%を超えたらだめなんじゃないかということでございますけれども、先ほど申し上げましたように、私どもが支給の基準に達しておりますのは、国の支給基準に準じて行うということにしておりますので、文言だけを解すれば、五〇%を超えたらその支給停止要件に該当するということでございますけれども、これは確かに支給停止要件に該当すると、ただし、当然日南市が和幸園に委託をし、施設を運営していく上で、本来施設が、先ほど言いましたように、老朽化する中で積立金との相対的な関係を持って支給をしてきたということでございますので、これにつきましては、何ら問題はないのではないかと解釈しているところでございます。 八番(平原光則君) また、今後私の方でもいろいろと勉強さしていただきたいと思います。  いずれにしても、五カ年間で三千八百万円ですか、支給をしたということですから当然これは返還をされるべきだと、こういうふうに私は思うのですが、どうでしょうか。 市長(北川昌典君) 返還すべきものかどうか、これはもう少し、今の行政側としては、出すべきものを出したんだということになっておりますので、返還すべきだということにはならないと思っております。悪いもの出したときには、返還ということになるかもしれませんけれど、一つの基準に基づいて当然出すべきものを出したと、したがって、返還ということはあり得ないと思っております。 八番(平原光則君) これはまた、先ほど言いましたように、今後私の方も勉強してまいりたいと思います。  次に、管理委託契約書の中には、関係法令等を遵守しなければならないと、したがって、関係法令等に従って業務を行わなければならないと、こういうふうになっておるわけですが、私がいろいろと調査をしていますと、そういう関係法令等を遵守されていないという事実が、ここでは二つぐらい申し上げたいと思いますが、指摘をして見解をいただきたいと思います。  一つは、給与規程どおりに運用されていないという事実があるんではないかというふうに私は見ております。私が調べた範囲においては、極めて初歩的な誤りとして給与規程どおりに定期昇給の取り扱いがされていないのではないかなというように思っております。簡単に触れますと、昇給は経験年数とともに一級から二級というふうに上がっていかにゃならないわけですが、もちろん、さらに上級へというふうに昇給をしていかなきゃなりません。ところが、見てみますと、一例を申し上げますと、一級どまりにしてそのままになっているということですから、これまた大変な、私から見れば初歩的なミスだというふうに見ているわけですが、もっとわかりやすく、その給料の格付の一例として申し上げますと、本来調理員より寮母が高く格付をされているのに、十二年目には逆転をして調理員の方が高くなると、こういう実態が見られるようであります。こういう実態を福祉事務所の方では把握をされておるのかどうかお尋ねいたします。 福祉事務所長(長友憲二郎君) 把握をしております。しかし、給与等につきましては、これはあくまでも委託先であります敬和会の方で処理されるべきものと私は考えております。  以上です。 八番(平原光則君) 私は、極めて無責任な福祉事務所の感覚だと思いますね。私が言っているのは、関係法令等を遵守しなければならない、そういうことが委託契約の中にうたっているんじゃないですか。ですから、和幸園の給与だということで、見過ごすわけにはいけないんですよ。給与規程どおりに運用していかなければならないということは、してなければ、福祉事務所の方としては、当然委託契約に基づいて検査をしなければならない、指導しなければならないとなっているのじゃないですか。 福祉事務所長(長友憲二郎君) 先ほど答弁したとおりでございます。 八番(平原光則君) 答弁したとおりである、それで済みますか。委託契約書見てみなさいよ。検査しなきゃならないのでしょう。関係法令等というのは、就業規則もあるでしょう、給与規程もありましょう。そういうものが守られていないとことが、福祉事務所で把握をしていると今所長が言った。把握をしておきながら、それが運用されていないというは、違反しているのじゃないですか。なぜそういうことが指導できないのですか。 福祉事務所長(長友憲二郎君) 監督権は県にございます。そういった関係上、給与表等については、県そして敬和会等が処理するべきものと、こう考えております。 八番(平原光則君) 市長、どう思われます。今の私と所長のやりとりを、市長が委託契約書に目を通されたことは、もちろんあるかないかは別として、細かに記憶がないと思いますが、聞かれておって、委託契約書の中に、そういう関係法令に従わなくてはならないとなっているのですよ。関係法令とは、県任せということにはなりません。何のためにこの委託契約が結んであるかということですよ、市の方が結んでいるんですよ。そういう関係法令と今、先ほども言いましたように、就業規則とか給与規程とか、そういうものを守っていなければ、守っていないということが把握されておれば、当然市の方としては、強力な指導をすべきじゃないですか。市が建てた養護老人ホームですよ。市長、どう思いますか。 市長(北川昌典君) これは、市が和幸園に委託いたしております。相手は法人でございます。法人の中に給与規程とか就業規則とかこういったものがつくられておられる。それを、市が監督する責はないわけでございまして、例えば一般の企業についても、それをしなければならないのかということはあり得ないわけでございますので、私はそういった違いが、お互いの、議員が言われるところと我々が考えている状況が違うのじゃないか。法令とおっしゃいました。法令は従わなければいけません。議員が言われる法令は一つの福祉法人、これに基づいてやらなければならない、それを逸脱してはいかんということは、当然委託しているもととして委託先には遵守をせないかんと思いますけど、ただ、個々の法人の、いわゆる運営上の中でつくられておる規則については、例えば給与規程、それぞれの法人でつくられるわけで、つくられたものはもちろん一つの国の基準があるでしょうけれども、しかし、基準によってその幅は私はあると思っておりますし、そこまで市が委託をしておる、委託元が監査をする権限はないと思っております。 八番(平原光則君) 市長の考えが全く私は理解できません。私が言っているのは、和幸園とか敬和会の給与規程なんかもちろん向こうでつくるんです。しかし、つくるにしても勝手につくるわけにいかないんですよ。恐らく私の常識といいましょうか、一般論として言えば、厚生省あたりの準則あたりが示してあるはず、市だってそうですよ。そういう関連の施設関係については、最低国でこういったものを準則として示しをして、それに従うというのが、だいたい行政の例なんです。恐らく和幸園にしても、そういう国、県こういったものについても、そういう準則に従ってつくりなさいと指導しているはずなんです。そして、できているはずなんです。それは、市長がおっしゃるように、和幸園がつくられたものですから、私たちが介入をするということはできませんよ。しかし、本来日南市が和幸園については設置者ですから、従来日南市が運営をしてきたわけですから、そういう本来日南市でやるべきことを、委託をしてしまった。委託をするからには、そこを適正に運営していくためにはそういう関係法令、先ほど市長が法律などとおっしゃいましたけれども、ここでいう関係法令とはさっきから言っておりますように、国とか県とか示している準則、そういうものをやっぱり適正に守っていかないけませんよと、じゃあ守りますよということを約束したのが委託契約書なんです。これ、市長も思い出してください。あの五十九年、私どもは一組合員でしたけれども、これは大分議論した経緯があるんですよ。一番心配されたのはここです。ここだったんですね。ですから、私どもが言っているのは、そういう国が示した和幸園なりの給与規程、運用なりが決められておるものを守っていないということは、当然これは委託契約書の中にうたわれておりますように、市の方で検査をしますよと言っているんです。私は、それをなぜしないのかと言って聞いているんですよ。 市長(北川昌典君) 私は、いろいろな規則、規定は、国、県の指導に基づいてつくられていると思います。そのことは、申しましたとおり一つのあれがあるはずですから。それを、市が委託元として、徹底して遵守しなさい、これはいかん、それはできないわけで、ただ、まあ遵守されるのが当然のことで、守られていると思っております。ただ、おっしゃったように、どこでそういう資料を得られたのか知りませんけれども、どういう形でそういうのを、定期昇給がどうのこうの、これは法人の都合によって、例えばいろんな評価もあるでしょう、個人の勤務評定等もあるでしょう、そのことによって定昇もないこともあるだろうと、こう思いますので、そこあたりは、今度は法人の運営上に手を突っ込むことになる場合もあるんじゃないでしょうかね。 八番(平原光則君) 先ほど私が質問しまして、こういう事実を知っているのかということを聞いたんですね。知っていますと言っているわけですからね。そういう間違って運用していることはわかっているわけなんですよ。ですから、そういうことをやっていることを、なぜ委託契約書に基づいて、検査をしなけりゃならないとなっているのですから、当然しないのですかということを聞いているんですよ。しかし、もう時間がありませんので、この問題については、それから、虚偽の問題等については、次の機会にまた質問させていただきたいと思います。  次に、行政改革のところで、取り組みについて質問したいと思います。時間がありませんから一例だけを申し上げます。旧油津公民館敷地を八千三百万円程度で売り払っておられますね。ところが、今度は、油津の方のコミュニティーセンター敷地を八千九百万円で購入されているわけです。今度こういう四億四千七百万円の経費効果として算入されておるのは、油津公民館に限っていえば、八千三百円ほど効果がありましたということを公表されているわけであります。しかし、だれが考えても、八千三百万円で県に売った土地を、今度八千九百万円でまた買うたわけですから、差し引き赤なんです。何でこれが、経費効果になるのかというのが一つの疑問点です。これ、やっぱり経費効果としてなるんでしょうか。 財務課長(長鶴浅彦君) 油津公民館の土地処分関係が財政健全化の経費効果になるのかというお尋ねでございますけれども、基本的に私どもが経費効果を算定する場合に、確かに今平原議員おっしゃいますように、油津公民館につきましては、旧県立病院跡地にまなびピアを建設し、油津公民館の機能を持たせた際に、確かにそこで土地を買っております。  これにつきましては、基本的に申し上げますと、新しい土地を取得したことは確かでございますし、もともとあった土地を売って、そして高い土地を買ったんではないかということでございますけれども、私どもが基本的に考えますのは、財産処分というのは、要するに財政健全化の中で、私どもが考えております財産処分については、要するに不要となる財産についてはすべて処分していきましょうという考え方でございますので、新たに県立病院跡地というのは、基本的に申し上げますと、あそこに油津公民館が移転しなければ、何らかの形で日南市が公社の方に買わせていた土地でございますので、いずれかの事業が入るわけでございます。それを考えたときには、それを単純に、そこの土地が高かったから油津公民館を売ったよりも高いことによって、それは健全化にならないのじゃないかという理論にはならないのではないかと考えておるところでございます。  要するに、私どもが考えている財産の運用のあり方については、新しいいろんな土地の要望があれば、当然それなりの処理をしていきますけれども、要らなくなった財産を処分していくという考え方でございますので、以上のような観点から、あくまでも財政効果として上げさせていただいたところでございます。 八番(平原光則君) 全く基本的な考えが私にはわかりませんね。行革の効果を論ずる場合に、土地を売るとかあるいは不動産を処分するということは、確かに、基本的には、売ることだけは今財務課長が言いましたように、不用地だとかあるいは将来とも再利用できないという不動産、土地なんかであれば、それを売り払うことは行革の中で経費効果と一般に言われているんですよ。しかし、私が言っているのは、油津の場合は、あそこを売ってもうそんなに年数を置かなくてすぐ買うたんですかね、そんなのは行革の経費の効果として普通は言わないのです。今言いましたように、そういう土地を売る場合は、再利用するかしないかというのが一つの論点になりますね。この場合は、そういった面から見ると、そんな無理して行革としてこれで経費が浮きましたと言って、市民がなかなか理解できるはずがないですよ。売ってすぐ買うわけですからね。  それと、もう一つ、正しいかどうかは別として大体当局側の基本的姿勢はわかりました。温泉施設関係の一億九千万円ほどの、今度売られました、これも、ずっと私は分析検証してみますと、平成九年から十三度まで、投資をした金額が累積一億九千万円になるみたいですね。だから、プラス・マイナス・ゼロになる、私から、論理から言わせればゼロなんですよ。そういった行政改革に伴う経費効果の算定というのは、大分私の理論とは違うなと思っているんですが、大体当局の方の姿勢がわかりましたんで、今後またそういう見方を私なりにしてきたいと思います。  時間がありませんで、次、合併問題について若干お尋ねをいたします。一つは、市長と語る会の出席状況ですが、私も広報の方に聞きますと、四百八十六名だったそうです。きのうかおとといかの市長の答弁では、昨年よりも数が多かったみたいだと、こういうことでしたけれども、そんなかなり多いということにはなりませんね。昨年が四百六名ですから、四百八十六名ですから、有権者数からまいりますと、たったの一・二五%ですね。これでは市民の認識度というものについては、どう見たらいいかということについてはかなり疑問を感じます。  そこで、引き続きまた質問いたしますが、アンケートの問題なんですが、きのうの答弁でしたか、市長の方では、合併に賛成か反対かということはとれないと、こういうことだったと思いますが、そういう極端な発想ではなくて、こういう合併問題についてのアンケートをとる場合については、市民の関心度、中でも合併がなぜ必要なのかと、そういう理解度、理解度を把握をするという意味でのアンケートというのが、全国でそういう形でパターンをとられて、南郷もやられたみたいですが、そういう発想なんです。だから、市長が言っているアンケートというのは、いきなり賛成か反対かということを一般論として言っているのじゃないのです。中身は、組み方はいろいろとあると思いますけれども、一般論といえば全国的にとられているのは、やっぱり合併問題についての市民の関心度、理解度、それをまず把握をしてどうするかということになっておるはずです。  ですから、もう一度お尋ねしますけれども、先ほど言いましたように、非常に市民の市長と語る会等についても、わずかな一・二五%ですから、日南市長は不退転の決意で云々と言っているけれども、市民の出席状況、関心度から見ると、アンケート調査をしない、低い、こうなりますと、隣の市、町、ほかの市、町あたりの見方といいましょうか、意欲をそぐような形にもなりかねないのかなというような心配も実はしてるところなんです。  それと、このアンケート問題ですけれども、南郷もやられておりますが、できれば、二市二町共通といいましょうか、一緒にスケジュールの日程の中にアンケート調査をやったらどうかという程度の議論もあってよかったんじゃないかと思うのですけれども。まちまちですね。南郷はやった、北郷はどうかわかりませんが、串間も恐らくやらないだろうという、日南もしないとなりますと、市民の関心度、理解度、こういったものについてなかなか把握しにくいですね。しかし、私は、その市長と語る会に来なかったから関心が極めて低いという見方は一概にしておりません。というのは、あちこち私どもも歩いて、合併はどんなになるのかなと、こういう問いかけがありますから、関心度はかなり高いというふうに私は見ております。しかし、こういう合併問題というのは、勘ではいけませんね。こうだああだでいきません。やっぱり、こういうアンケート調査をしたらこういう数字が出ましたというような実証がないと、なかなか相手に説得する、合併しようやないかという説得をする材料にならないんじゃないかなという気もしますので、そういう出席状況も悪いということを含めて、市長の方でも何らかの新たな対策もあっていいのではないかというふうに私は思うんですが、いかがでしょうか。 市長(北川昌典君) アンケートの話でございますよね。これは言いますように、今回の合併というのは、年限が切られまして、そして、それに対する特例措置も決まって、その中から見ますと、合併をしなければ、十年、二十年、三十年、二十一世紀の自治体としての成り合いが大変厳しい状況になってくる、取り残されていく、そういう状態である、そういう意味での合併であるということを、私は市民の皆様方にお訴えする、説得ですね、説得して一緒にやりましょうということで、説得しなければならない問題で、アンケートによって左右される今回はあれじゃないと思います。もちろん、アンケートでも嫌よと、そこまで承知いただいて、将来サービスも非常に問題が出てきますよと、こういう中で、そういう状態ですがどうでしょうかでアンケートをとれば、その結果、アンケートの結果、嫌、ノーというのが出れば、これはもう市民の皆さん方が反対されたことになるわけですから、もう苦労しても厳しさを覚悟してやろうということになれば、それは首長としてもそれに従わざるを得ないんですが、ただ、やはり首長の責任としては、今度の合併はこういう問題がありますと、こうやらなければ将来にわたって皆さん方が大変痛みをかぶってくる、このことを訴えないと、訴えて説得しなけりゃならないことだと思っておりますので、アンケート以前に、そのことはさらに私どもいろんな場を通じて市民の皆さん方に訴えて、もうこれは民意の話も出ましたけれども、ひとつ私と一緒にいきましょうとしか言いようがない問題で、もし仮にいろんな形でやって、それで説得しても、説得というかそういう話をしても、いや、もうおれたちはおれたちでやっていった方がましと、こういうことを決められるかもしれん、決められた後合併しなかった場合、決めたことで合併しなかったら、繰り返しますが、私は十年先、二十年先にそりゃ大きなツケが回ってくると思いますので、ついてくださいと、この方向しかないと思っております。そのことを、私は旗を振れという話がございましたが、旗を。  それから、先ほど申しました二市二町での話し合いの場、それぞれ自治体がございますものですから、調査研究の段階では、一緒にこうやってまいりました。それぞれ今度は、後の、それに基づいてやることについては統一でなくて、それぞれの事情がございますから、それによってやっておられることでございます。もちろん、説明会等についても一応やるということでの話はついております。ただ、アンケートについては、先ほど申しましたようなことで、一緒にやる状況ではなかった。それぞれの立場がございますので、なかったということだけは、御理解いただきたいと思います。 八番(平原光則君) アンケート、足並みのことについては、願わくはできればということを私は申し上げているんです。できればそうやると、共通して判断というか、それぞれの二市二町の住民の方の反応が集約できると思ったものだからそう言ったんです、願わくはということで。それで、今市長、合併をしなければどうなるかということでしたが、私どもほかの議員も同じだと思います。もう重々わかっていますね。今度の議会でも、私を含めて十人ですけど、いろいろと議論されたその経緯もわかりますし、いろんな研修会、講演会等を見て十分わかっているんです。しかし、先ほど触れましたように、たったの一・二五%、三万七千人の有権者に対して四百八十六人しか来てないんですね。そこら辺にどう手助けをするかということが、幾ら市長が不退転の決意を持っておっても、これはなかなか周知徹底をされないと、機運が一定しかもう伸びないんではないかなという気もするもんだから、新たな手助け等も考える必要があるのじゃないかということを含めて申し上げたんです。やっぱり、ここら辺を、私は、これからの当面する課題ではないのかなと、ここら辺、どう手助けをするのかということが課題じゃないのかなというふうに思いますが、もう一度市長の考えを聞かせてください。 市長(北川昌典君) 今のまま、私は、市民と語る会で事は終わり、事は済めりと、このようには考えておりませんし、やっぱりいろいろな活動を通じてでも市民の皆さん方に訴えていく。例えばロータリークラブというのがございますけれども、ロータリークラブに助役が参りまして、その説明を申し上げたり、いろんな会合に参りました。私は、敬老会に参りますが、敬老会の中でも、具体的なことは言いませんけれども、そのことはお訴えしてやっております。ただ、行政として何をすべきか、これは今担当の方で、県とも連携しながら、二市二町とも連携しながら進めていこうということで、具体的には担当課の方から説明をさせたいと思います。 八番(平原光則君) 大体市長の考えはわかるんですが、何回も繰り返しますと、三万七千人の有権者に対して四百八十六名しか出席してないと事あるごとに申すわけですが、ここらあたりに、やっぱり手助けをぜひ考えていただきたいなというふうに思っております。それで、出席状況を私なりに分析してみますと、たまたまかどうかわかりませんが、市政発足当時の飫肥、吾田、油津統合、ここらが〇・九%、出席者が二百六十二名です。そして、その周辺、昭和三十年代に合併した周辺のところですね、ここが三・一%、二百六人です。ここらあたりをどう見るか、吾田は特に〇・七%ぐらいだったと思いますが、一番多いところが一番少ないです。ここらあたりを、特に中央地区には会場があるわけですから、もう一回呼びかけをして、理解を深めるような策も講じていただく必要があるんじゃないかなと思いますが、担当の方でそこら辺の計画はないのかどうか、聞かせてください。 企画調整課参事(田原義人君) 合併問題につきましては、議員の言われますとおり、特にそういった啓発、これが必要だというぐあいに理解しております。したがいまして、本市におきましては昨年から広報誌等を活用し、その合併の背景はどうかと、こういったこと等まで含めて、四回シリーズに分けて広報誌、そしてさらに今回つきました合併調査研究報告書、これについても、これに基づいて各地区でそういった広報、啓発に努めてきたところでございます。  ただ、参加者が非常に少なかったのではないかと、こういった御指摘もあったわけでございますが、これにつきましては、今、一つには、昨日中島議員にもお答えいたしましたように、県の方で、二十一世紀の市町村の合併を考える会ですか、そういったものを活用してといいますよりも連携をしながら、今後広報活動には努めたいと思っておりますし、さらに、今各地区からもう一回合併の説明をしてくれと、こういった要望等もございましたので、そういったところに出向くと、出向いて説明をすると、こういったこと等も考えております。さらに、近々各種団体等もそういった自主的に合併の説明会を開催すると、こういった動きも今あるようでございますので、そことも連携をし、合併の広報に努めてまいりたいと思っています。当然、今後、きのうもお話を申し上げましたが、各広報誌、特に広報誌等を通じましてその啓発に努めたいというぐあいに思っているところでございます。  以上でございます。 八番(平原光則君) ぜひそういう機運の高まりをさらに、さらに高めていただくような工夫といいましょうか、手助けをぜひしていただきたいなというように思います。  最後になりますかどうかわかりませんが、飫肥城周辺の問題で提起をしたわけですが、飫肥小学校の校門のところ、私は飫肥小学校で、飫肥中学校を卒業しておりますから、昔と今を見比べますと、大変な違い、校門の入り口あたりを見ていますと、とても飫肥城内にある学校とは思えないような土手といいましょうか、大変に荒れて、決壊といいましょうか、なっておるようです。この辺の原因を私なりに見てみますと、非常にきれいにはなっているんですけれども、最近は電動式の下刈りをされている関係で、ワイヤー式というんでしょうか、根っこから雑草をもぎ取るというような方式になっておるもんですから、土手の雑草をそのままもぎ取るもんですから地肌が出て、それによって土砂が流出してしまうと。特に、飫肥小学校周辺はシラスですから、流出しやすいといった状況で、ああいう惨めな状況になっているんじゃないかなというふうに思っています。  それから、飫肥中学校あたりの土手なんかを見てみましても、最近行ってみたんですが、物すごくきれいです。きれいだけれども、言いましたように、ワイヤー式なものだから地肌が出ているということですから、ここら辺りもひとつ、せっかく用務員さんあたりが苦労されておりますんですが、もう少し土手を保護するといいましょうか、本来の土手の機能を保持できるような、教育委員会などでも専門家を交えて協議をされるといいかなと思っているんですが、何か所見があったら言ってください。 教育総務課長(久永文洋君) お答えをいたします。  飫肥小学校、中学校周辺の土手の草刈りについての御質問でございますが、飫肥小学校の正門入り口の土手や飫肥中学校の土手の草刈りにつきましては、土手の保護に十分注意を払いながら、ナイロン製のひもを使った草刈り機、ナイロンカッターと呼んでおりますけれども、これを使用しております。  ナイロンカッターの特徴としましては、金属製よりも軽いので傾斜地でも刈りやすいと、それから仕上がりがきれい、金属刃よりも安全なことが挙げられます。刈り込み過ぎて地面が露出してきているという御指摘につきましては、今後とも飫肥小学校、飫肥中学校とも連絡をとりながら、土手の保護には十分配慮してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 八番(平原光則君) ぜひそういうふうな方向で、景観の保持に努めていただきたいなというように思います。  それから、最後になりましたが、また養護老人ホームの問題に戻りますが、虚偽であったかどうかはまた次回ということで申し上げましたんですが、市長の方の認識としては、和幸園の問題について、それほど、関係法令等が遵守をされていないということはないんじゃないかというような受けとめ方をされているんだろうと思いますが、たまたまといいましょうか、あそこの園長というのは、十三年度まで市役所OBで、OBで今日まで来たわけですが、ぜひそういったOBの方ともひざを交えていただいて、実態がどうなのかということを聞いていただくといいんではないかというふうに思うんですが、そういう考えは市長の方ではございませんか。 福祉事務所長(長友憲二郎君) 最初に、先ほど和幸園の給与の規程のことについて、質問をされましたけれども、私全く勘違いをしておりまして、和幸園の給与規程どおりに施行されていない、守られていないといったような発言をしたと思いますが、これは間違いでございまして、和幸園の給与規程どおりに運用をされております。申しわけありません。  それから、定年を過ぎたあとの方が、要するに和幸園の園長さんに来られるのはどうかといったようなことですけれども……。失礼しました。そういう場を設けたいというふうに考えております。 市長(北川昌典君) それぞれこちらが、あそこの事務担当の局長さんですか、そういった人たちはこちらがお願いして送り込んだということでなくて、やっぱり法人の方から要求があって、それからそこに行かれる方が行くというシステムであり、したがって、そこで勤務された方の意見というものは、当然お聞きしてもいいんですが、私も六年間市長になっております。委託元です。事務局長さん、一度もおいでになったことはない。それを今おやめになったから聞いてみろというのは、私はその必要はないと。いろいろ問題があって、あれば証人としてとかなんとかいうことはあっても、向こうがおいでになって、お話になるのはいいけれども、どうだったかということをお聞きするのは、大変私は失礼に当たるかもしれんし、またその必要は、私は感じません。もし、御用があったならば、この六年間の間にでも来ていただければよかったなと思っておるところでございます。  それから、待遇改善の問題ですが、これは、この議員の質問が出てからお聞きした話ですからはっきりしませんが、前局長さんが承認されて、時間外も何かカットされたというふうにもお聞きいたしております。時間外のカット等については、議員からおっしゃれば、市が和幸園の監督じゃないかと、こうおっしゃるかもしれませんけれども、これは、監督庁の関係がいわゆる労働基準監督署の仕事でございますので、そういったものがそれぞれございますので、御理解を賜っておきたいと思います。  以上です。 議長(井戸川 宏君) 休憩します。                     =休憩 午後十二時五分=                     =開議 午後十二時七分= 議長(井戸川 宏君) 再開します。  以上で平原光則議員の自由質問を終結し、市政に対する一般質問のすべてを終結します。 議長(井戸川 宏君) 次に移ります。
    ─────────────── ○ ─────────────── *日程第二 議案第七十二号  次は、日程第二、議案第七十二号を議題といたします。 議長(井戸川 宏君) 市長の提案理由の説明を求めます。                    [市長 北川昌典君 登壇] 市長(北川昌典君) ただいま議題とされました議案第七二号について、提案理由の説明を申し上げます。  議案第七二号は、財産の取得についてであります。消防施設の整備拡充を図るため、救助工作車の取得について、地方自治法第九十六条第一項第八号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第三条の規定により提案するものであります。  以上、提案理由の説明を終わりますが、詳細につきましては、所管委員会で御説明申し上げます。よろしく御審議くださいますようお願いを申し上げます。  以上でございます。                             [降壇] 議長(井戸川 宏君) ただいま議題となっております議案について、質疑を許します。 十七番(前田安男君) 消防長にお尋ねいたしますが、ただいまの提案の救助工作車というのは、値段も大変いいようですが、どういう種類の消防車なのか、それのところを詳しく教えていただきたいというふうに思います。  以上です。 消防長(川崎壽郎君) 前田議員にお答えいたします。  救助工作車の種類はどういうものかということでございますが、これは端的に言えば、事故が起きた場合に、これは有効な機材器具を使って救出する車両でございます。したがいまして、火災の場合の消火作業には従事しませんけれども、夜間等におきまして火災が発生した場合は、そこに積載しております照明器具、こういうものを使って現場を照らし出すというような種類の車でございます。したがいまして、内容的に車自体が手づくりなものですから、高額な金額に上っているものと思います。  以上でございます。 十六番(磯江純一君) 今度、整備拡充となっておりますね。整備拡充ということになっとるんですが、今これが何台、日南市にあるのか。整備拡充ですから、今、多分あるんでしょう。そして、消火には使われない、例えば自動車事故なんかの、例えば人命救助とか、そういったものに使われるのかどうか。そして、この中村消防防災株式会社が今回落札したんですが、契約管理課長、この何社入札したのか、詳しく、宮崎県外だったら県まで教えてください。ゆっくりですよ。 消防長(川崎壽郎君) 磯江議員にお答えいたします。  整備拡充ということでございますけれども、現在あります救助工作車が十五年経過をしております。したがいまして、老朽化も甚だしく、走行中に、荷物も多く積んでおりますので不安定感があるということで、新たに買いかえということでございます。消火はしないということですけれども、消防ポンプを積んでおりませんので、事故の現場に行って救出するということに専念をしている車両でございます。  以上でございます。 契約管理課長(甲斐 守君) お答えしたいと思います。  まず、指名業者につきましては、七社ということででございます。業者名を申し上げますと、有限会社日南ヤマト防災、これは日南市でございます。それから、株式会社武田ポンプ店、宮崎市でございます。それから、株式会社ヤマトボーデン、これにつきましては都城市でございます。それから、宮崎ラビットポンプ有限会社、これは宮崎市でございます。それから、中村消防防災株式会社、これも宮崎市でございます。それから、有限会社伊地知商会、これも宮崎市でございます。それから三輪商事株式会社宮崎出張所、これも宮崎市でございます。以上、県内の業者ということでございます。  以上でございます。 十六番(磯江純一君) ありがとうございました。  この七社のうち日南のヤマト防災さんがある。地元の業者でありますから、これ、できれば非常にありがたいですよね。入れられて、可能性がなかったのかどうか。これは、多分今言われたのは、手づくりの部分が多いと、これをできれば日南ヤマト防災さんも指名に入っておれば、そこら辺も含めて、この業者をとってくれたら、僕はありがたいと、まあ値段の関係もあったんでしょうが、そこら辺のこと、日南のヤマト防災さんでそれが手づくりで多分できるのかどうか。この業者の皆さん方で、それが独自でできるところはあるのか、全部この中村さんのところは全部それができるかどうか、ちょっと教えてください。 契約管理課長(甲斐 守君) お答えをしたいと思いますが、まず、日南のヤマト防災の関係ですね。これにつきましては、やはり金額の面、これが若干高うございます。それから、自前でできるのかということでございますが、車につきましては、車の会社にお願いするということになります。あと、器具につきましては、先ほどの受注された業者の方で調達をされるというふうに聞いております。  以上でございます。 二十六番(中島欽也君) ちょっと、わからないんですが、お聞きするんですが、消防設備の整備拡充ということで今回この救助工作車型を入れられるのですか。例えば北郷、南郷に結局は消火に行きますね、出動しますね、その場合、北郷、南郷のこの取得価格について、負担はどのような形になるのか、日南だけに購入するこの金額の負担がくるのか、広域圏でおやりになることですので、なんかそこらあたしの割合というのはどういう形になっているのか、わかれば教えてほしいと思います。 財務課長(長鶴浅彦君) 負担の正式な数字は、ちょっとこちらに持ち合わせておりませんけれども、予算で出しておりますように、広域消防の負担金ということで、本車両につきましては常備消防施設でございますので、当然のごとく常備消防に使った経費について、北郷町、南郷町から常備消防に対する負担金、ちょっと数字を、しばらくちょっとお待ちいただけますでしょうか。数字をちょっと、幾らほどになるか出したいと思いますので。失礼いたしました。常備消防の負担金としまして、一億九千八百七十九万六千円出しておりますので、これを、計算式がちゃんとございまして、それによって、当然南郷、北郷町の分の負担金としてこの中から充当していくことになります。  以上でございます。 議長(井戸川 宏君) ほかにございませんか。                     [「なし」と呼ぶ者あり] 議長(井戸川 宏君) ないようですので、議案に対する質疑を終結いたします。  ただいま、議題となっております議案第七二号は、総務委員会に追加付託いたします。 議長(井戸川 宏君) 次に移ります。 ─────────────── ○ ─────────────── *日程第三 請願・陳情の常任委員会付託  次は、日程第三請願・陳情の常任委員会付託の件を議題といたします。  お手元の請願・陳情文書表のとおり、三件の請願・陳情が提出されましたので、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 議長(井戸川 宏君) 次に移ります。 ─────────────── ○ ─────────────── *日程第四 議決休会の件  次は、日程第四議決休会の件を議題といたします。  お諮りします。  明十四日から十九日までの六日間は、委員会の審査及び休日などのため、休会にしたいと思いますが、御異議ございませんか。                   [「異議なし」と呼ぶ者あり] 議長(井戸川 宏君) 異議なしと認めます。  よって、お諮りしましたとおり決定いたしました。 ─────────────── ○ ─────────────── *諸報告 議長(井戸川 宏君) 以上で本日の日程はすべて終了しました。  次の本会議は二十日に開きます。 ─────────────── ○ ─────────────── *散 会 議長(井戸川 宏君) これをもって、本日の会議を散会いたします。  お疲れさまでございました。                    =散会 午後十二時十七分= このサイトの全ての著作権は日南市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) 2005 Nichinan City Assembly, All rights reserved. このページの先頭へ...